Processingのbox()を使って3Dの箱を描画する方法

2023/5/13 2023/5/13 書き溜め

Processingを使って3Dグラフィックスを描画する際には、box()関数が利用できます。今回は、box()関数の基本的な使い方と、実際に箱を描画する方法を書き溜めしときます。

box()とは

box()は、3D空間上に立方体を描画するための関数です。次の構文で利用できます。


box(幅, 高さ, 奥行き);

box(幅, 高さ, 奥行き);

box()関数では、引数に立方体の幅、高さ、奥行きを指定します。この関数を使用する前に、size()関数でレンダラーをP3Dに設定する必要があります。

box()のコード例

box()関数を使って、3D空間上に立方体を描画するコード。


void setup() {
  size(500, 500, P3D);
  noStroke();
}

void draw() {
  background(255);
  lights();
  rotateY(0.5);
  rotateY(0.5);
  translate(width/2, height/2);
  box(100, 100, 100);
}

void setup() {

size(500, 500, P3D);

noStroke();

}

void draw() {

background(255);

lights();

rotateY(0.5);

translate(width/2, height/2);

box(100, 100, 100);

}

size()関数でレンダラーをP3Dに設定し、背景を白に設定した後、照明を追加します。

translate()関数で立方体の位置をキャンバスの中央に移動し、box()関数で立方体を描画しています。

詳しい情報については、公式ドキュメントを参照してください。

Processing 公式ドキュメント - box()