3dプリンターを買って使ってみるまで知らなかったことが、「3dプリンターでプリントするためにはGcodeという形式のファイルを作成する必要がある」ということです。
3Dモデルを作るには、BlenderやAutocadやFusion 360など色々ありますが全てがgcodeへの出力に対応しているわけではありません。
私は3DモデルはBlenderで作成しており、一度stl形式で出力してcuraというスライサーソフトで読み込んでからgcodeに変換しています。
今回はCuraを使ってGcodeを出力する方法を画像付きで書き溜めます。
STLファイルは今回ネットから取ってきました。
Yllonnonceという方が作成したモデルです。
Spiral Vase byYllonnoceis licensed under theCreative Commons - Public Domain Dedicationlicense.
CuraでSTLファイルを開く
curaでダウンロードしたSTLファイルを開く、またはドラッグアンドドロップでソフトで開きます。
ソフトを開くと空のプロジェクトが作られます。

STLファイルを開くとCuraが自動でモデルが展開されます。

ちょっと大きすぎるので小さくします。
小さくするには左側のツールバーから拡大縮小アイコンを選択し50%ぐらいの大きさに変更します。

50%ぐらいにすると問題なさそうなので右下の「Slice」ボタンを押すだけです。
スライサーソフトは本当に優秀でスライスボタンを押すだけで内部構造をGcode化してくれます。
Curaではスライスする際にプリントし終わるまでの時間・使用するフィラメントの量を計算してくれます。Curaはほんとに優秀です。

「プレビュー」を選択すると、実際にプリントされる状況を確認することができます。
内部の密度などを確認することができます。右側のバーをつかって上下させることで確認できます。


こんな感じにつくられるんだなってのがイメージできたら「Save to Disk」をクリックしてGcodeを保存してください。
あとはSDカードなりで3Dプリンタに読み込ませればプリントできます。
実際にプリントするとこんな感じ。

いけましたね。
インフィルの設定や温度等、フィラメントの素材によって調整が必要な個所は色々あります。
そういう意味で、ほとんどカスタマイズせずに印刷できるPLAは楽ですねー。
こんな感じで、スライスしてプレビュー。問題なければSDカードに出力して3Dプリンターで印刷。といった流れになります。
じゃあね~