コンピューターは大きかれ小さかれ同じ動きをする。
そしてそれは、ずっと変わっていない。
今回は、コンピューターにおける情報処理の3形態を書き溜め、
新しく計算機科学を学ぶ人のためのマイルストーンを残していく。
情報処理の3形態
コンピュータは情報を3つの形態で処理している。
そして、コンピュータの発展とともに、様々な企業が世界を拡張していった。
- 加工
- 蓄積・検索
- 伝達
情報の加工で世の中を拡張したトイ・ストーリー
プリクラ、自撮り、3DCAD等、いまではデジタル画像を加工することは当たり前に行われている。
1995年に公開された「トイ・ストーリー」は世界で初めてのフル3DCGアニメーション映画である。
3DCGは、データをコンピュータで加工することによって実現される技術である。
『トイ・ストーリー』の完成までの歴史は、『ピクサー 早すぎた天才たちの大逆転劇』(ハヤカワ文庫)に描かれている。
興味をもった方は一読されたい。
情報の検索で世の中を拡張したGoogle
今ではググるという用語が生まれるほど、検索エンジンは当たり前の技術であるが、
20年前では、マイナーで見向きもされない技術であった。
ただ加工し蓄積されたデータだけでは、情報の質が担保できなかったが、
Googleが、SEOとPageRankによって
検索上位にヒットしたページに対する価値が生まれ、世の中を拡張した。
情報の伝達で世の中を拡張したQUICK
1999年10月、株式売買委託手数料の完全自由化によって
日本におけるオンライントレードは花開いた。
まさに金融ビッグバンである。
その際、株価や企業に関するニュースを日本中の個人投資家に配信(伝達)する必要が生じた。
QUICKは、その責務を果たし伝達という手段で世の中を拡張した。
3分類はどれも重要であるが、個人の開発者が意識する点としては「蓄積・検索」である。
データを扱う場合、蓄積・検索は常にセットで考えるようにするべきだ。
検索可能なデータ構造を意識することは忘れないようにしたい。
コンピューターは入力が全て
GIGOという用語を聞いたことがあるだろうか。
「Garbage in, garbage out」
「意味のない入力からは意味のない出力しか返ってこない」というコンピュータサイエンス上の用語。
(Wikipediaより)
データサイエンスの世界で有名だが、
そもそもはコンピューターに対する用語である。
コンピューターは入力がなければただの水に弱い箱である。
コンピューターに関わるものが心しておかなけらばならないこととして、
いくら高価で高性能のPCを買ったとしても、
どのような情報を入力するかを考えられなれば無用の長物である。
情報処理の3形態を説明してください。
さて、先程の説明を読んだ人は、情報処理の3形態を説明できますね。
ノートやメモに書くでも、Twitterに呟くでもYoutubeにアップロードするでも構いません。
今日知った情報をアウトプットしてみましょう。
じゃあね〜〜〜。