ADDAは、「ADD Arithmetic」の略で算術加算をするCOMET命令です。
ADDAの概要
ADDA命令はオペラントは下記の2つである。
- ADDA r1,adr[,x]
- ADDA r1,r2
汎用レジスタ(r1)に、有効アドレス(adr)を算術加算する2語長の命令と
汎用レジスタ(r1)に、汎用レジスタ(r2)を算術加算する1語長の命令がある。
ADDA r1,adr[,x]のOPは[20]である。
ADDA r1,r2のOPは[24]である。
符号付き演算(算術演算命令)では、演算結果が、
32,767を超える、または-32,768より小さくなる場合にオーバーフローフラグが1となる。
符号なし演算(論理演算命令)では、演算結果が、
65,535を超える、または0より小さくなる場合にオーバーフラグが1となる。
ADDAのプログラミング例
ADDA r1,adr[,x]のプログラミング例
メモリ内のAとBを足した結果をCに格納するプログラミング例
実行結果はCに16が格納される。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
PRG START LD GR1,A ; GR1にAの値を格納 ADDA GR1,B ; GR1にGR1とBの算術和を格納 ST GR1,C ; CにGR1の値を格納 RET A DC 10 B DC 6 C DS 1 END |
ADDA r1,r2のプログラミング例
メモリ内のAとBを足した結果をCに格納するプログラミング例
実行結果はCに16が格納される。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
PRG START LD GR1,A ; GR1にAの値を格納 LD GR2,B ; GR1にAの値を格納 ADDA GR1,GR2 ; GR1にGR1とGR2の算術和を格納 ST GR1,C ; CにGR1の値を格納 RET A DC 10 B DC 6 C DS 1 END |
アセンブリ言語も意外と楽しい。
じゃあね〜〜〜〜〜。