ダウンタイムゼロでEC2(CentOS7)のEBSボリュームを拡張する方法

AWSのEC2上でサービスを稼働させていると
EBSも無料でないので最小限からスタートさせることも多いですが、
どこかのタイミングでぶつかるディスク不足問題。

予算が十分にあるならば最初から大きめにVolumeを確保しておけば良いわけですが
すべてのプロジェクトサービスでそういくわけもなく、ある日アラートで気づくわけです。

概要

広告

EC2 ディスク不足!! EBS Volumeを増やさなくては!!

「ディ、ディスク足りねえ!!」

サービス稼働中にEBS Volumeを追加しなくてはいけなくなる。
そんなときには、今回のダウンタイムゼロでEBS Volume拡張をしよう。

EBS ボリュームサイズ拡張手順

実際にEBSボリュームをサイズアップさせていきます。

AWS管理コンソールからEBSボリュームサイズの変更

まずAWSコンソールにアクセスする。
EC2/ボリュームの設定画面で、
EBSのボリュームサイズを変更してください。

AWS コンソールからEBSを選択

例として30GB->100GBに変更する感じです。

AWSコンソールでVlumeサイズを変更する

web画面での操作はこれで終了です。


EC2インスタンスにsshログイン

次にEC2インスタンス内にsshでログインする。

sudo su でrootになる。

df -hで現状確認。
まだファイルシステムでは変更したサイズは認識していない。

lsblkでブロック確認すると
disk側がpartより大きくなっておりDiskサイズが変更されている。

growpartでパーティションの拡張

xvda1を拡張していく。
まずgrowpartでパーティションの拡張したら
再度lsblkで確認するとサイズが上下一緒になる

この時点ではファイルシステムにまで影響していないので
df -hをしても変化がない。

xfs_growfsでファイルシステムを拡張

最後にファイルシステムを拡張する。
xfs_growfsコマンドを使用します。

$df -h
でサイズがでかくなる。

以上。
簡単だね。



じゃあね〜〜〜〜。